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12/12(木)宇都宮市創造都市研究センター シンポジウム2024が、作新学院大学の作新清原ホールにて開催されました。

2024年12月12日(木)宇都宮市創造都市研究センターが主催する「創造都市宇都宮都市圏を考えるシンポジウム2024」が、「魅力都市宇都宮を創るアントレプレナー人材育成」と題して、作新学院大学との共催で、作新学院大学の作新清原ホールにて開催されました。

 

このシンポジウムは、栃木県の発展のため、産学官が手を携えて「創造都市・宇都宮都市圏」構想を推進し、特色ある地域づくりと地域を牽引する人材育成を目指す集いとして宇都宮市創造都市研究センターが作新学院大学と共同主催で企画したものです。 

  

本創造都市研究センターは、宇都宮市内にある私立4大学(宇都宮共和大学、作新学院大学、帝京大学宇都宮キャンパス、文星芸術大学)および協力校・宇都宮大学が、教育研究資源を結集して、宇都宮市や経済界等とともに文化芸術やスポーツ等を振興し、地域に貢献することを目的として、2017年より活動している組織です。 

  

今回のシンポジウムでは、地域を興すアントレプレナーの人材育成に焦点を当てて、作新学院大学、東京の武蔵野大学の協力を得て、宇都宮を魅力ある都市として振興発展するための方向性とその魅力について、我が国で著名なお二人をお招きしてご講演をいただきました。なお、このシンポジウム講演を通して、地域の多くの皆様との交流がさらに深めることができればとの期待もございます。 

 

シンポジウムは、本創造都市研究センター運営委員会委員長の春日正男(船田教育会顧問:作新学院大学)の司会により始まりました。

 

まず、今回のシンポジウムにご参加いただいた皆様に感謝の意を込めて、創造都市研究センター運営協議会副会長の渡邊弘(作新学院大学学長)より、Welcome Speech がありました。

 

次いで、基調講演として、作新学院大学客員教授の板橋英隆先生より、「起業の喜びと成功へのステップ」、と題してのお話を頂きました。ご講演は、板橋先生の自己紹介から始まりました。

 

そして、先生の多彩なご略歴からの足跡として、アントレプレナーとしての企業の創業、成長、そして、発展などの多くの企業経営に携われ、成功した様々な事例を紹介されました。さらに、まとめとして、社会への貢献に連なる起業の喜び、それを成功に導くためのステップについて数多くの経験に基づいて、熱くお話し頂きました。そしてご講演の終わりには、現在のDX時代における注目すべき経営学の醍醐味として、DD(データドリブン)経営の重要性と必要性を強調され、「地域の発展を担う起業を目指しましょう」、との言葉で締めくくりました。

 

次に、記念講演として、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 学部長の伊藤羊一先生から、「アントレプレナーシップをもって突き抜けよう」、と題してのお話を頂きました。

 

まず、伊藤先生のご略歴紹介から始まりました。伊藤先生は、現在わが国を代表するアントレプレナーに関する第1人者であり、テレビ、新聞等のメディアにも数多く出演され、その多彩なご略歴の紹介がありました。

 

次にご講演に移り、急速に変化していく時代の流れについて語られ、過去と現在、つまりDX時代のスピード感の違い、そして、タテの社会からヨコの社会へと移行していく現在の社会を比較しながら、これが多様な社会であり、みんなの意見がそれぞれ違っていくことの素晴らしさ、また個人である自分の想いを大事にすること、そして、そこにアントレプレナーシップの原点があり、さらに、それらがネットを通じて繋がっていくすばらしさ、など、多くの事例を紹介しながら熱く語っていただきました。

 

そして後半では、伊藤先生が、我が国で初めてのアントレプレナーシップ学部をセロから立ち上げたこと、その際に経験した数多くの困難なこと等ユーモアを交えて紹介されました。そして、4年後の現在、武蔵野大学の学生たちがアントレプレナーシップをもって活躍する様子をご紹介され、「未来をともに創ろう!」、との言葉をもってご講演を終わりました。

 

最後に、シンポジウム終了にあたって、伊藤羊一先生には、学生の堀江大樹君(創造都市研究センター学生研究員、作新学院大学アントレプレナー研究サークル「Alter」代表)から、そして、板橋英隆先生には、同じく学生の茂木元気君(創造都市研究センター学生研究員、作新学院大学アントレプレナー研究サークル「Alter」部員)から、感謝の気持ちを込めて、素晴らしい花束が贈呈されました。

 

おわりに、作新学院大学の前橋明朗経営学部 学部長から。今回のセミナーに参加して頂いた皆様に感謝の言葉をもって、Closing Speechで、このシンポジウムを閉じました。

 

本創造都市研究センターは、これからも今回のシンポジウムをはじめ、地域を超えた多くの有識者をお招きし、さらに、本センターが中心になって数多くの事業を実践し、宇都宮地域の発展のために、これからも、センター活動を推進していくことを確認しました。


【2024年度シンポジウム 魅力都市宇都宮を創るアントレプレナーシップ人材育成】

日時:2024年12月12日(木)16:15~18:00 

場所:作新学院大学 作新清原ホール  栃木県宇都宮市竹下町908

内容:

  •  Welcome Speech:創造都市研究センター運営協議会副会長 渡邊弘(作新学院大学学長)
  • 基調講演:「起業の喜びと成功へのステップ」講師:作新学院大学客員教授 板橋英隆氏
  • 記念講演:「アントレプレナーシップをもって突き抜けよう」 講師:武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 学部長 伊藤羊一氏
  • Closing Speech:作新学院大学経営学部 学部長 前橋明朗 

 

 

 

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