宇都宮市創造都市研究センターは、2024年度の4大学連携オリジナル講座：ＣＬＵ（Cooperative Lecture for Utsunomiya Creative Research Center）全15回の講義を開講し、12月27日(金)に第1回目の講義を開始しました。
この講座は、「大学コンソーシアムとちぎ」の連携講座として提供されており、栃木県内の大学生に向けて広く開講されています。各講義は、4大学（宇都宮共和大学、作新学院大学、帝京大学UC、文星芸術大学）と行政（宇都宮市役所）とが連携して、講師を務めています。
講義名は、「デジタルコンテンツマネジメント論と技術経営論」で、2単位となっています。内容は、①ガイダンス、創造都市創生の目的と効果（作新大）、②デジタルが地域社会を変える、DXについて考えてみよう（宇都宮市役所）、③地域課題解決・魅力創出のためのオープンデータ活用（共和大）、④デジタルコンテンツとクリエイティブアーツ概論とコンテンツの制作（文星大）、⑤デジタルコンテンツとクリエイティブアーツの概要とコンテンツの体験（帝京大UC）、⑥コンテンツのビジネス展開（作新大）とから構成され、２月７日（金）の作新大の講義で終了となります。
講義は、アクティブラーニングと実習とからなっており、まず知識を修得し、その後、講師と受講生との活発な討論や演習を通して、その内容を学修するものです。また、受講生と講師が一体となり、グループディスカッション、実習などを通して学習し、その成果を発表するプレゼン能力の向上も、この講義の目的としています。
なお、最終会の作新大での講義は、デジタルコンテンツをビジネスとして展開するには、との題目の下、各受講生がグループディスカッションを行い、その成果を各自が発表します。起業の趣旨を理解しながら、ビジネスとして展開することを目指し、各自のアイデアを発表し、これを通して、４大学の学生仲間との触れ合い、コミュニケーションの重要性を学びます。同時に、プレゼンテーションテキスト作りのコツをまなび、そして、効果的なプレゼンテーションの方法を学修します。
宇都宮市創造都市研究センターは、このオリジナル講座を通して、魅力都市宇都宮を創り、宇都宮地域を発展させていく人材育成と、これを牽引するアントレプレナーによる企業ビジネスの創業を視野に入れて学生たちが活躍できるよう、今後の展開を支援していきます。
