宇都宮共和大学、作新学院大学、文星芸術大学、帝京大学宇都宮キャンパスの学生の連携ゼミである「アントレプレナーシップ研究グループ」は、11月12日(土)に、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部との交流会を、武蔵野大学武蔵野キャンパスにて実施しました。当研究グループは12名、武蔵野大学からは8名の学生が参加しました。
日本で唯一のアントレプレナーシップ学部を有する武蔵野大学の学生と、同じくアントレプレナーシップについて研究している当研究グループの学生が、ディスカッションを行うことで相互交流を深めました。アイスブレイクを兼ねた自己紹介ののち、起業の出発点である「自分は何者か?」「自分は何をしたいのか」考え、そのうえで、地方創生に向けたアイデアをグループに分かれて考えました。
Session①の【Who am I ?】では、自分がどうしたいのか、どんな人間なのか、付箋に書きだしました。このようなことは普段なかなか考えないため、当研究グループの学生は苦戦する場面もありましたが、起業の出発点である自分の性格や好きなことをついて思い起こす良い機会になりました。
Session② 【地方創生・起業に対するイメージ】では、5人程度のグループを3班つくり、地方創生と起業との関係について自由に議論しました。時間を区切って、別のグループを再形成し2回転行いました。栃木県や宇都宮市はどのようなところなのか、地域のイメージは何か、交通事情などについて話すグループもあれば、自身が考える今後のキャリアとの関係から地方創生を議論するグループもありました。
最後に武蔵野大学アントレプレナーシップ学部長の伊藤羊一教授より、議論が大変活発であったこと、また他愛もない話も含んだ議論からアイデアが生まれるゆえ、今回のような議論は重要であるとのお言葉を頂きました。
今回は、宇都宮市経済部産業政策課のご協力を得てこのような機会を設けることができました。武蔵野大学の学生も当研究グループの学生も初対面でしたが、非常に活発な議論となり、初対面であることを感じさせない交流会となりました。今後も継続的に相互の学生の交流を進めていきます。
当日のアジェンダ
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【学生セッション 学生が考える起業とは】
テーマ 〜地方創生・グローバル・地方での取り組み~
【全体進行】 宇都宮市産業政策課 鈴木係長
15:00~15:10 教員からのメッセージ
伊藤羊一先生(武蔵野大学アントレプレナーシップ学部長・教授)
春日(作新学院大)、渡邊(宇都宮共和大)
15:10~15:20 グローバルから見た日本の「起業」とは?(日本の立ち位置をデータで確認) 鈴木
15:20~15:25 アイスブレイク ⇒ アントレ研1人×武蔵野1人でトーク:自己紹介
15:25~15:40 Session① 【Who am I ?】
⇒ アントレプレナーシップの最先端大学であるバブソン大学の入学面接テーマを参考にし,
「自分は何者か?」「何をしたいのか?」という問いに自分を振り返る(付箋に書き出し)
15:40~16:30 Session② 【地方創生・起業に対するイメージ】
⇒ 「アントレ研2人×武蔵野2人」×5グループを作ってグループディスカッションし,後半に
全体共有して,地域と枠を超えた起業取組導出
16:30~17:00 Networking ⇒ 自由交流会
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<写真>1枚目・2枚目:ディスカッションの様子、3枚目:学生集合写真(2・3枚目は武蔵野大学提供)