11月18日(金)にオリオンACぷらざ(宇都宮市オリオン通り)にて、地域活性化研究プロジェクト事業(アントレプレナー研究グループ)第2回研究会議を開催しました。この活動に参加する宇都宮共和大学・作新学院大学・帝京大学宇都宮キャンパス・文星芸術大学の1~3年生の学生13名全員が出席しました。
この日の会合では、まず11月12日(土)に実施した武蔵野大学アントレプレナーシップ学部生との交流会の振り返りを行いました。
学生からは、「事業を行うさらに上の次元のことを考えることが重要」、「武蔵野大学の学生のコミュニケーション能力が高かった」、「栃木県と東京との違いがわかった。そこに起業のヒントもありそう」、「地域に関する知識量をつけないと起業に達しない」などの振り返りがあり、武蔵野大学の学生から有意義な刺激を受けることができました。
次に、NPO法人とちぎユースサポーターズネットワーク代表理事の岩井俊宗氏を講師として、「課題解決活動の創り方―基礎編、心構編」と題して講演いただきました。「アイデアとは何か」、「「活動」と「事業」の違い」、「(事業を行ううえでの)価値とは何か」といった考え方のほか、自己開示をすることでアイデアが洗練されていくことなど、アントレプレナーシップの基礎となる意識についてお話しいただき、学生も聞き入っていました。
その後、大学混合のグループを3つつくり、学生同士で講演に対する意見を共有し、岩井氏に対して質問をしながら、40分ほどかけて自由に議論を展開しました。特に自己開示や情報収集のあり方、また知らない地域での活動の入り方について、ディスカッションがなされました。岩井氏は各学生の個性的な考えを受け止めつつ、ご自身の経験を交えながらそれぞれの手法について丁寧に説明されました。時間が足りなくなるほどディスカッションが活発に行われました。
今後も3月まで月1回程度の頻度で活動を進めて参ります。
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岩井氏の講演、ディスカッションの様子