12月16日にオリオンACぷらざ(宇都宮市オリオン通り)にて、地域活性化研究プロジェクト事業(アントレプレナー研究グループ)第3回研究会議を開催しました。この活動に参加する学生9名が出席しました。
この日は、女性活躍支援家・マーケターで、一般社団法人スリーアクト代表理事の浅野裕子氏を講師としてお迎えし、「実践例を交えた女性起業家と社会の変革」と題して講演いただきました。
起業には、「使命感」、「自分を信じる」、「行動する」の3点が重要であること、また起業の根源としてその人の中での「何らかの原動力」が必要であると強調されました。自分という人間について熟考することや、
また、浅野氏は、起業家として新規事業を提案した際に周囲から否定的な言葉を受けた経験や、女性であることをご自身の市場価値として活かしていったことを学生に話されました。
そのうえで、「自分の市場価値(自分の売り)は何か」と題して、大学混合のグループを3つつくり、学生同士でペアを組み、自己紹介をしたうえで、相手が10年後にどのようなことをしているか予想し、発表しました。これによって、相手から自分が客観的にどのような人物にみえるかがわかります。学生によっては予想外となる見方となった者もおり、自分の市場価値を認識する機会になりました。その後も、時間が足りなくなるほどディスカッションが活発に行われました。
今後も3月まで月1回程度の頻度で活動を進めて参ります。
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浅野裕子氏によるご講演の様子