宇都宮市創造都市研究センターは、2022年12月26日・27日に「デジタルコンテンツマネジメント論(DCM)と技術経営論(MOT)」の5日間の講義日程のうち、1・2日目の講義を集中講義形式で開講しました。
1・2日目は、宇都宮共和大学(宇都宮シティキャンパス)を会場に、以下の講義が実施されました。
<1日目(12月26日)>
第 1 回 DCM による創造都市創生の目的と効果
第 2 回 先端的情報通信技術(ICT)が担うDCの役割とその効用
第 3 回 先端的 ICT が拓く DC による創造都市創生への期待
1日目は、まず、当センター事務局長(文星芸術大学)の長島氏より、当科目の開講のねらいについて説明がありました。次に、船田教育会(作新学院大学)の春日先生より、「創造都市」化のデジタルコンテンツの活用や関連産業について、全国各地の事例をもとに説明がありました。その後、「○○の都市/まち」宇都宮と題して、創造都市の視点から宇都宮がどのようなまちとなるべきか、グループに分かれてディスカッションし、発表しました。
<2日目(12月27日)>
第 4 回 ICT社会をリードする宇都宮市における情報化施策
第 5 回 オープンデータ活用による市民生活・コミュニティの活性化
第 6 回 地理情報システム(GIS)によるデジタルマップの作成
2日目の最初は、宇都宮市スーパースマートシティ推進室の今崎氏より、「ICT社会をリードする宇都宮市における情報化施策」と題し、市で取り組まれている「スーパースマートシティ」関連施策、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進、行政デジタル化、地域デジタル化に関する講義がありました。市で取り組まれている具体的な事業の紹介もあり、講義内で紹介された市のLINEアカウントを早速登録する学生もおりました。
その後、宇都宮共和大学の渡邊先生より、まちづくりにおけるデータ活用の必要性と、データの地図化の意義について説明を受けました。その後、コンピュータで地理情報システム(GIS)を用いて、2種類の統計データを組み合わせたオリジナルの地図を各自作成し、地図から読み取れることや考察を1枚のプレゼンテーション資料にまとめました。
2月には残りの3~5日目の講義を実施する予定です。
<写真>
1枚目:ガイダンスの様子 2枚目:各グループの意見発表の様子(1日目) 3枚目:宇都宮市スーパースマートシティ推進室による市の施策に関する講義